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石橋叩きまくる私が婚活行ってみました。

2022.12.18

石橋叩きまくる私が婚活行ってみました。

2022.12.18

石橋を叩きすぎて壊してしまうビビりの私が、リアルな出会い婚活に挑んでみたお話です。パートナーが欲しいな〜と思っている方の参考になれば嬉しいです。

今年もやってきましたこの季節

今年もやってきた”独り身には辛い”と言われるこの季節。

街にイルミネーションが輝き、ラジオからはクリスマスソング。

社会人になってめっきり恋愛はご無沙汰だけど、冬は一年でも好きな季節。

クリスマスの雰囲気にはワクワクするし、「今年もよく頑張った!」とか「新しい1年に乾杯!」等と理由をつけて呑む年末年始は楽しい^^。キンと冷えた早朝の空気感も匂いも好きです。

「冬はつとめて。」と言った清少納言は天才!わかってらっしゃいます。

 

 

おひとり様最高!だけど・・・

1人で旅行も行くし、食べたいものはぷらっと食べに行くし、マイペースに過ごす事が何より幸せ。過去の恋愛では、そこが噛み合わなくて喧嘩した事もあります。1人行動最高!

だけど最近ふと、「パートナーが居たらな」という瞬間も感じるようになって。

結婚式に参列した時、幸せそうな恋愛をしている友達を見た時、旦那さんの愚痴を言いつつも「色々あるけど感謝はしてるよ、一応」なんて照れくさそうな表情で笑う先輩を見た時。仕事やこれからの事で悩む時もそう。

パートナーって家族や友達とはまた別の視点から意見をくれる特別な存在じゃないかと思うのです。

 

 

今までもマッチングアプリはやっていました

「彼氏欲しいな〜」「結婚したいな〜」と口では言いつつ、行動が伴なわないまま今に至ります。

マッチングアプリで3人位会ったけど、元々連絡不精な事もあって、その先に繋がらず。しかも想像以上に私の気持ちは周りに伝わっていないらしく、「別に彼氏要らないと思ってるでしょ」とか「結婚する気ないでしょ」と言われる事がとても多いんです。思っているんですよ、本当に!

 

何でマッチングアプリが続かない?

私は結構ビビりです。自分の直感で進める人に憧れるけど、そんな勇気はとても無くて、納得いくまで調べて、考えて、計画してから行動するタイプ。現実的に考える力というメリットと、石橋を叩いて叩いて叩き壊すというデメリットが共存しているのが私です。

マッチングアプリのメリットは、会う前からルックスや趣味、どんな事に興味や価値を見出す人なのかが見える事。これは紹介等では難しい事です。しかも全世界規模で相手を探す事ができ、今の時代ならではのメリットの大きい出会い方だと思います。

 

ただ、ビビりさんは思うのです。「ここに書いてある事、どこまで本当なんだろう」。

年収1000万?この年齢で?このルックスでお医者さんでパートナーなし?本当?ていうか本当にお医者さん?明らかにモテそうで多趣味なのに何年も彼女いないって?何で?

メッセージが続いたとしても「でも会ってみて違ったってなったらお互いガッカリだよな」「全然違う人来たらどうしよう」なんてぐるぐる考えてフェードアウト。

 

はい、完全に自分が悪い(笑)。

そんな時、婚活をガンガン頑張っている友達から受けたアドバイス「じゃあアプリじゃなくて、先に会うスタイルの所に行ってみたらいいやん」。

なるほど。よし、行こう!リアルの場での婚活に行ってみる事にしました。

 

 

選んだのは「信頼できる組織が運営する対面式の婚活」

とはいえ、最初から対面で会ったからといって警戒心は拭えません。

一般企業が運営している婚活パーティーで出会った人が実は既婚者でした、なんて話も聞きますし。

安心できる運営元、尚且つ興味が持てそうな所・・・。最終的に行き着いたのが「福岡市」が支援している「一緒に美味しいもの作って呑んで楽しむ」婚活でした。

私の理想男性像は、犬が好き・食べる事が好き(一緒に料理ができたら更に良い)・お酒も好きなら最高!です。数ある婚活の場でわざわざここを選ぶという事は、少なくとも「食べる事が好き」は間違いありません。しかもバックに市が絡んでいるという事で、身分証明できるものは必須だし、参加者の一覧は後日福岡市に提出するとの事なので、既婚者が紛れている可能性は他と比べて低いと思いました。

 

 

いざ出陣!

舞台は個人で経営されている料理教室。人数は6対6、料理の工程ごとに移動して作っていきながら、必ず全員と話せるという事。結論、このスタイルはすごく良いです!

 

理由は3つ。

①自然と会話ができる

共同作業をする事で、「普段も料理します?」とか、「うわ!油跳ねて熱い!」とかいうリアクションで間がもつ。喋り下手さんでも会話しやすい。

 

②人数が多すぎないので疲労が少ない

規模が大きいイベントだと、出逢える人数が多い=チャンスも多い。
だけどその分、1人に対する記憶は薄れ、結局全員と同じような自己紹介を繰り返して、気がついたら終了時間なんて事も。その点、これ位の人数だと「あの話した人だな」という印象は何となくでも残る。

 

③とりあえず美味しいものが食べられる

ベストな出会いがなくても美味しいものが食べられ、料理の参考になる知識も得られたから良いか、という気分になる(笑)。

 

ワイワイ色んな人と料理して、お話して、1日限定のサークルに参加したような気分でした。

 

 

さて、結果はいかに

結果は・・・見事マッチング!

私以外にも3組がマッチしていました。その後連絡は取っていたけど、2回目会う事はお断りしました。でも、その方はとーーっても良い方でした!会わないと決めた最大の理由は、お相手が一回り以上年上だった事。もちろん、年の差恋愛で素敵なカップルは沢山います。ただ、私は年の差があり過ぎると気を使ってしまうので、できれば同世代が良いなと思っています。

楽しかったからご飯行く位だったら良いかなと思ったけど、相手は結婚を視野に入れてお付き合いできる人を探していたし、距離的にも近くではなかった為、彼の時間を搾取してしまうと思いお断りする事にしました。

お付き合いには至らなかったけど、今回の経験で考え方はかなり変わりました。

 

 

今回の婚活で発見した事

「会って話す事が一番大事!」

「最初からリアルで会うとギャップがない」

 

今回も、アプリだったら考える間もない位すぐ「なし」にしていたかもしれません。私が参加した料理婚活は思っていた以上に年齢層が高かった事が盲点でした。

けれど、今までだったら全く無しと思っていた年齢層の方でも、雰囲気や会話のテンポが合えば「次も会ってみようかな?」という気持ちになったし、全然好みじゃないルックス(失礼)の方でも、「お、良い笑顔するな」なんて瞬間もあったりします。

アプリだと、「写真の顔と違う」「なんか喋り方が嫌だった」というギャップもあるかもしれないけど、対面は事前情報が無いのでそのギャップは生まれません。

マッチした方は離婚経験ありだったけど、理由を聞けた事で「離婚歴があっても、そこに至った経緯に納得できればそこまで気にする事では無いかも」と思えました。今回の事で少し視野は広くなった気がします。

 

 

「大人になれば自動的に結婚できる」は妄想。

昔は「大人になれば自動的に結婚できる」と思っていたけど30代に入った今、思い返してみると、20代で結婚した人々はキチンと早めに根回しをしていました。

ましてや戦場は、女性の人口が圧倒的に多く美人が多いと言われる福岡。(ずっと福岡市民ですが、これは本当に思います。普通に街を歩いていても、居酒屋で呑んでいても、タレントさん?みたいな人がわんさかいます。目の保養です。)

20代半ばで順風満帆にあっさりプロポーズされたかに見える美しい友人も、「もちろん、周りからしっかり固めて結婚に誘導したよ〜仕向けないと動かないよ、男は」と言ってました。こんな人でもそういう努力してるんだなぁ、なんてヘラヘラしていた私。ここで差がついてたんですね 笑。

 

諦めなければ素敵なパートナーは見つかる!と信じていたい。

40代に入って相性抜群のパートナーを見つけた先輩もいます。今の時代、色んな出逢い方があり、パートナーの形も様々です。

同時に、もし見つからなくても幸せに生きる力もつけていきたい。

ある友人は「恋愛や結婚は人生のオプションだ」と言いました。無くても困らない、でもあったらより幸せ。

 

全ての婚活人類に幸あれ!

憧れるなぁと思うカップルは、”お互い自立しているけど、一緒にいるとより楽しい”というマインドの人達です。経済的にも精神的にも各々になっても生きていける、だけど一緒にいる。そんな関係が最強なのかな、と。あまり思い詰めず、適度なスピード感を持って「オプション付いたらラッキー!」位の気持ちで婚活に挑んでいこうと思います。

これから素敵な未来を作っていく、全ての婚活人類に幸あれ♡

 

*画像 本人私物を含む *記載は本人の感想になります。
(meikライター研究生*C#)
ノアの姉ちゃん https://note.com/tender_daphne884