なぜか周囲の人から好かれる人、そんな人に共通するのは『愛嬌』があるということ。『愛嬌』って何だろう?不思議と周囲の人から好かれる『愛嬌』の秘密を探ってみます。
『愛嬌』の言葉の意味は、
・にこやかで 可愛らしい
・好感を持つ 柔らかな様子
など、相手に良い印象を与える言動や態度を指すそうです。
夏目漱石は、小説の中で「愛嬌というのはね、自分より 強いものを倒す柔らかい武器だよ」と書いています。誰とでもうまくいく人は愛嬌力があるのかもしれません。
愛嬌力と言われると思い浮かぶのが、
人懐っこい、笑顔が多い、好奇心旺盛、社交的、あざとくない(計算高くない)、リアクションが大きい、などです。
実際にはどんな人かというと、会話の中で相手に自信を持たせるのが上手です。相手の表情に合わせて話を聞き、大袈裟に相槌を打ち否定しないので、話している側は自分が肯定されていると思って気分よく話ができます。また、ポジティブな言葉や思考で動き、ネガティブな言葉は周囲に言いません。そんな人は一緒にいても気持ちが良いですよね。
思考はポジティブ、人の話を真摯に聞く、笑顔でオーバーリアクション!と言われても、それを実践するのは大変です。まずは、褒め方から身につけてみるのはどうでしょう。
パターン1
モノを褒めるときに、〇〇さんらしいです。と相手を褒めることを付け加えます。例えば「その鞄素敵です。〇〇さんらしいです、〇〇さんに似合っていますね。」など。
パターン2
質問を付け加える。例えば「姿勢がキレイですね。バレエを習われてたんですか?」など。
あなたに興味を持っていますということが伝わるように褒めるようにすると◎。
間違った時には非を認めて謝れる、態度を変えられる素直さを持ちましょう。同時に、褒められた時も素直に「ありがとう」と言えると愛らしさがupします。「ありがとう」と「ごめんなさい」どちらも素直に言える人は、素敵ですね。
出来ないこと、苦手なことを素直に周囲に頼ったり、指導を求められる人は、味方を増やしていくことが上手です。完璧な人よりも、少し鈍臭かったり、苦手なことがあったりする人の方が、隙があって「ほっとけない、助けてあげないと」という愛嬌を感じるのではないでしょうか。
愛嬌力を身につければ、人からも会社からもモテ人生になるかも⁈