MEZAIK

【エッセイ】
イエベ秋だけどピンクメイクがしたかった私の末路。

2022.08.22

【エッセイ】
イエベ秋だけどピンクメイクがしたかった私の末路。

2022.08.22

ピンクメイクがしたい。私の好きな色は昔からずっと、イチゴミルクのようなピンクで、その次に好きな色が赤色。イチゴミルク色のピンクメイクがしたかったイエベ秋の私のお話です。

ピンクメイクがしたい

私の好きな色は、もうずいぶん昔から、ずっとピンク。その次に好きな色が赤色。ピンクはピンクでも、イチゴミルクのようなカラーが一番好きです。とはいえ私はイエベ秋なので、自分に似合うピンクといえばサーモンピンクで、イチゴミルク色ではないのです。好きな色と似合うとされる色が異なります。

 

パーソナルカラーのイエベ秋が刺さらない

イエベ秋カラーはトレンド感も強いし、おしゃれだとは思うけれど、私はオレンジがかったカラーがそんなに好きではありません。テラコッタやレンガ色などのオレンジに魅力を感じた時期もあるけど、ただただ、私の中の『可愛いの定義』に、オレンジは含まれていないのです。

そんなわけで、オレンジがかったサーモンピンクは私には刺さらず、でも、合わせてみると顔色は確かにパッと明るくなる。サーモンピンクは可愛いと思わないのに、サーモンピンクをまとった自分は可愛いという、気持ちと現実が一致しない矛盾が悩ましく。

 

小憎らしいパーソナルカラー

パーソナルカラーを意識したオレンジのアイシャドウをよく使います。オレンジのアイシャドウは全ていただきもので、私が『イエベ秋』と知る友人たちが、私に120%似合うオレンジ系をセレクトしてプレゼントしてくれたもの。そして、実際似合うところが小憎らしい。

客観的に似合うと思う色をくれる友人たちのおかげで、自分に合うオレンジがパッと見て分かるようにもなってきて、リップも、ピンクよりテラコッタ系のカラーを選ぶように。

パーソナルカラーが完全に勝利をおさめています。

 

結局、私の好きな色はオレンジではない

だけど、やっぱり好きな色は変わりません

私はピンクが好きだし、どんなにメンヘラだの地雷だの言われようとマイメロが好きだし、Maison de Fleurはアラサーになっても可愛いと思うし、リボンやレースなど女の子らしいものに惹かれるし、結局、私の好きな色はオレンジではないのです

そんなわけで、パーソナルカラー診断を受けてから長らく封印していた、ピンクのアイシャドウパレットを出してみました。私の心を躍らせるピンクベージュ、ピンクブラウン、ショッキングピンク、ブルーベリーっぽい深みのあるブラウン・・・。

特に濃い目カラーは少し青味のあるピンクで、完全にブルベ向きのプチプラアイシャドウパレットだったけど、好きな色はやっぱりテンションが上がります。今日は久しぶりに華やかピンクメイクでいっちゃおう!!

 

イエベ秋だけどピンクメイクがしたかった私の末路

華やかピンクメイクをするぞと意気込んで、瞼の上にアイシャドウをブラシでのせてみると、思ったより悪くない。順調じゃない!?と思いきや、締め色でまさかの大逆転が起きました。

私の肌がもともと白いせいなのか、クマを強調するかのような、ホラーですか??テレビから出てきたりしますか???という病人のような仕上がりに。

 

イエベ秋は裏切らない

締め色の深いブルベカラーでこんな大逆転が起きるとは思わなかった。パーソナルカラーで深い色が似合わないと診断されていたのを思い出しました。ピンクメイクに挑戦したらホラーメイクに仕上がるなんて 涙。こんなん華やかピンクメイクちゃう、まるでホラーな病弱メイクやん。

そんなわけで、そんなに好きじゃないけど、やっぱりオレンジは裏切らない、と改めてパーソナルカラーの有効性を確認したイエベ秋。好きと似合うは違うって複雑です。

 

(meikライター研究生*C#)

小谷りな:https://note.com/asumin_msk

*画像 本人私物含む *記載は本人の感想になります。