MEZAIK

この時代だからこそ生まれた笑顔。

2023.03.05

この時代だからこそ生まれた笑顔。

2023.03.05

今もマスクをつける日々は続いている。マスクは人の表情を隠すから、人の気持ちが分かりにくい。そんな中、生まれた笑顔であなたに気持ちを伝えよう。

「笑顔」って顔のどのパーツで判断する?

あ、この人笑っているな、ってどこで判断していますか?目、口、声、眉?

海外では、目が笑っていなくて口だけがほんのりニコッとしているあの絵文字も「笑顔」という認識です。この子です🙂。

つまり、目元でなく口元で相手の表情を感じとるんですね。海外の人はあんなにアイコンタクトをするのに、この絵文字の観点から考えると彼らは相手の表情を口元で判断している。不思議です。

顔文字もそうです。口元を変化させて感情を表現します。笑顔は「:)」と表現し、泣き顔は「:(」と表現します。(横から見ると笑顔と泣き顔が見えてきます。)

ということは、マスクで口元を隠してしまうと笑顔かどうかも分からないということになります。

 

 

「笑い方」を変化させる

私はマスクの日々が続く中で、できる範囲で精一杯表現しようと笑い方を変化させるようになりました。

マスクで口元が隠れて目元でしか相手に笑顔を伝えられないから、目をクシャッとさせて笑います。元々、笑うと目がなくなるタイプではありますが、それが更に。

自分のポテポテのほっぺのお肉を全て目元に引き寄せるような感じで。下まぶたを上に引き上げる感じで。鳩のまばたきと一緒です。鳩って下からまぶたを引き上げるんですよ。

そんなに全力で笑っているとシワが出来るよー、っと母から言われます。10年後くらいにシワが、、と悩むかもしれませんがそんなのいいんです。

 

 

笑っていたい。笑い合っていたい。

今よりもっとコロナが厳しく、動きを制限されるロックダウンがあった頃、働いているベーカリーでお客様に会うことが私の楽しみでした。

ある日、一人のお客様が素敵な言葉をくれたんです。

「ここに来ると元気になる。私の1日が明るくなる。」

そっか、こんなときでも私にも誰かに出来ることがあるのかもしれない。こんなときだからこそ、誰かを励ませるように生きたい。自惚かもしれないけど、それでも、とびっきりの笑顔で気持ちを伝えよう。

その思いが形になったのが今の私の笑い方。

 

 

マスクを超えて伝えられること

今日も会えて嬉しい。

来てくれてありがとう。

身体に気をつけてね。

また明日ね。

そういう気持ちをマスク姿の私たちは目で全て伝えあわなくちゃいけない。ありったけの気持ちを伝えたい。目をクシャッとさせた鳩さんの笑い方で、あなたに気持ちが伝わるように。

 

でもね、ただ1つ、マスクの無い日々が始まる前にポテポテなほっぺをどうにかしたいと思っています。

マスクの下で、小顔体操始めます。

 

*記載は本人の感想になります。



風音ぽっぽ

(公式meikライター研究生*B#)

繊細に逞しく、愛とユーモアたっぷりな毎日を。
遠回りで寄り道たくさんの航海を文章にしています。

☆https://note.com/poppouni913/